第2回「見積りシュミレーション」

2012年2月 1日

カテゴリー:こんな「お仕事」しました。

弊社が関わらさせていただいた案件のご紹介の第2回目は「見積りシュミレーション」をご紹介いたします。

ローコストの新築住宅を販売されているクライアント様の案件で、ブラウザから簡単に簡易見積もりが出来るFLASHコンテンツを制作いたしました。

これにより、エンドユーザー様がよりイメージしやすくなる事により、問い合わせ増と商談率のアップへの貢献が出来るものになればと思います。

ユーザーの操作は
① 土地の寸法を入力し間口方位を選択(入力に合わせてリアルタイムで土地図面が描画されます。)

② 複数の建築プランから①で入力した土地・寸法・方位に適合するプランを選択(適合するプランのみ選択できる状態にします。)

③ ②で選択したプランの間取り図を①で描画された図面に配置(①で描画された図面内で自由に移動できるようにします。)

④ オール電化、床暖房等のオプションを選択

⑤ 土地代金、自己資金の入力

⑥ 結果画面を表示択

となっています。

結果画面では

○入力した内容と合計金額
○金利計算を含めた毎月のご返済額
○一般的な注文住宅価格との比較

を一覧で確認できるようにし、

○見積り結果のメール送信機能
○結果画面プリント機能

も実装しました。


この案件では複数の画面遷移を管理するため国産のFLASHフレームワークとして有名なProgressionを使用しています。

Progressionとは、FLASHコンテンツのシーンの遷移処理がスムーズに行え、HTMLベースのサイトと同じような階層構造や複雑なリンク構造を持つFLASHコンテンツを容易に開発できる特徴があり、人気のフレームワークです。

今回の様な複雑な遷移分岐が必要な案件で、Progressionを使用するのは初めてでした。

始めは戸惑いがありましたが、強力なツールになると確信しました。

また、Flashコンテンツは、そのままでは画面遷移に伴うアクセス解析が難しい為、それを実現する為の仕組みも導入しています。

これからも、「お客様の為になるお仕事」を念頭に、新しい技術を取り入れながらのお仕事をしていきたいです。